雪の登山は危ない
こんばんは。
今日は写真多めでお送りします。
というのも、本日は前々から予定していた通り山へ登ってきました。
ググってみた。大体5〜6時間で行けるコースを自分で考えて
アンブルサイドという大きな街からスタートできる山を選び
終わりのカークストンパスというところにはバス停もパブもあるので
そこを終点にして行こうと思ったのですが…
家を出てバス乗って町に着くまで全然気付かなかったけど
山にめちゃくちゃ雪が積もっている……山頂付近が真っ白……
先週末からずっと雨の日が多くて、山の方あんまり見えなかったから
まさかこんなになってるとは…と震えあがりました。
こんなんじゃ、アイゼンとか雪山登山用のなんかが必要なんじゃ!?と思ったけど
登っていくハイカーはほぼ普通の格好だったので、あ、それで良いんだ…
って感じで気を取り直して登って行きました。
いや〜〜久々の青空でテンション上がります。
で、どんどん上がって行くと
うわぁ…
結構すごい雪が積もってました。
深いところだと、足がズッポリ埋まるくらいでした。
でも景色は綺麗。
そもそも湖水地方の高い山(と言っても500m以上くらいから)の山頂は
湿原と言っても過言ではないくらいげちゃげちゃしていて
そこにプラスして雪解け水やら雪があるため
ほんっとうに道が悪かったです。
泥で滑るし氷でも滑るし、雪道は歩きづらいし
何十回も足を取られてすっ転びそうになったけど
日々の積み重ねが大事だって鴨川会長も言っていたな。
それでも天気が最高なこともあって、人は結構多かったです。
お年寄りから小さいお子さん連れまで、みんなハッスルでした。
今日逃したらまた雨マーク続きだもんなぁ。
そんなこんなで、当初予定していたカークストンパスへ向かう山の方が
見た感じ一段と雪が深く、この状態で登る体力と勇気がなかったことから
こんなルートに変更しました。
距離長く見えますが、レッドスクリーズという山は750mぐらいあって
2度も700m以上の山を当初だと登らなければいけないんですが
変更ルートは一度790mの山に登った後はほぼ下りなので楽なんです。
カークストンパス方面はいつか雪のない時にリベンジしたいですね。
一度わーっとしてる部分はルートをミスって登ってしまいました。
本当下調べは入念にすべきだなと反省した部分です。
そしてこんな感じのフェル(この辺りで言う氷河で出来た細長い山の峰を指す方言)
を伝ってのんびり歩いていた先にあった
傾斜40度くらいの「滑落死」という文字が頭から離れない感じの場所も下り
大体の山行を終えました。
難儀なことといえば、こっち方面はバスが2時間に一本しか来ないところ。
ちょうど下山した時には次のバスが1時間後くらいだったので
追加で湖沿いを歩いて行きました。
ブラザーウォーターと言います。
昔兄弟がこの湖でスケートをしていて亡くなった逸話があるとかいう場所。
すました感じでここまで来てますが実は靴どころではなく靴下までビッショビショで
泥だらけのご機嫌な感じになっていました。
もうこうなったら靴を湖で洗いたい…と思いまして
足まで洗いました。
こんな日差しが出てるけど、気温は10度もないので
水も忍野八海の雪解け水並みに冷たかったです。
誰も通らなくてよかった〜〜
そして綺麗になったビシャビシャ靴でバスに乗り帰宅しました…
日頃の丘登りが功をなして登りが楽だったかと言われると微妙なとこですが
今現在そこまで足に倦怠感的なのが無いから特訓の成果かもしれないです。
やっぱり山に行くのは楽しいな〜と実感した1日でした。
今日は泥のように眠ります。