洗礼を受ける~旅2日目~
こんばんは。
今日は早速マラケシュの探索に行ってきました。
午前中は宿のオーナーさんがさっくりと町を一緒に歩いてくれて
その後に一人でぐわ〜と回ってきた次第です。
まずは素敵なスーク(迷路的な小道)や建物の写真をほいほい置きます。
こういう建物が並んでいるところって
テレビだったりゲームでしか見たことないから興奮しました。
小道にめちゃめちゃたくさんお土産屋さんが並んでいるが値段交渉が要らしい。
早速ストールを購入したけど思えばもっと押せば絶対安くなったに違いない…
何事も早漏過ぎるのは良くないということを学びました。
たまに「あ、ここには観光客がいないわ」という道に出くわし
慌てて引き返すこともありました。
そして大抵客引きで「どこからきた?チャイナ!ジャパン!」と言われたりして
鬱陶しすぎたので最後は「フロムチャイナ〜ニーハオシェイシェイ〜」とか言って
適当に流して歩き回ってました。
そして有名なフナ広場の近くにはこの馬車の列が恐ろしいくらい並んでいて
話しかけてきたおっちゃん曰く街をぐるっと回って100DH(10ユーロくらい?)
一人だし適当に振り切って横目に歩いていきました。
そんな感じで楽しく街を歩いていた時に悲劇は起こったのだった…
このフナ広場、お昼はコブラ使いみたいなのがいたり
サル回しがいたり生絞りジュースを売っていたり
非常にフリーダムなのだが、何やらお姉さんやおばさんが座って
ヘナタトゥーを入れているらしかった。
全然興味がないので離れて歩いていたら突如おばさんが寄ってきて
だいぶ付いてきたのでした。
そして上の絵みたいなやりとりをして
振り切ろうとしたら
いきなり手を掴まれ、有無を言わさずに書き始めた!!!
え〜〜〜〜〜!?何すんの!?!?!とやめさせようとしたのに
全然手を止めないおばさん
めちゃめちゃ確認しました。
アフリカといえばぼったくり、詐欺、エトセトラ…と
警戒はしていたのですが…
当たり前だがこの国にフリーサービスなんてのはないんだと
今なら身にしみてわかります。
でもおばさんがフリーって言ってやってくれたと思って
じゃあ勝手にやられたけど申し訳ないから…
と20DH(約2ユーロ)を渡そうとすると
こいつは本性を現すのだった。
は????????と
突然出してきたメニュー表にはバカみたいな値段
(80ユーロだったり50ユーロだったり)が羅列されている。
おおおお、そうきたかオメー!!!と
段々値段下げていくところがまたそう言う手口なんだなと思いました。
おめーアジア人だと思ってなめくさりおってからに…
でもものすごい剣幕で言ってくるしムカつくけど
私も完全に拒否しなかった後悔が募りつつ
腹立たしいけど最初渡そうとしてあげた、人の良心を踏みにじったおばさんに
悔しいがお金を渡したのだった。
ほんと、払う必要は皆無だったけど
むかつくけど自分も悪い、悔しい勉強代です…
しかしやっぱりむかつくので目の前で洗い流してやろうと思ったら
どこまでずうずうしいんだ???????と
もう呆れて物も言えない状態でした。
え?逆にこの流れでプレゼントすると1ミリでも思う???????と…
速攻すぐ近くのカフェのトイレで洗い流したのであった…
微妙に色が残っていて
囚人に入れられる刺青みたいな感じで見るたびにうっ…となります。
いや〜旅行1日目から笑える出来事が起こりましたね。
流石世界三大ウザい国と言われるだけあります。
もう絶対隙を見せないぞとゴルゴの気分です。
明日は今日回った場所と別の方向にある庭園とかに行こうと思います。
マラケシュに訪れる女性、ヘナタトゥーにはお気をつけください…