世界三大うざい国~旅7日目~
こんばんは。
昨日ブログを更新した後、泥のように眠っていました。
書いてなかったけど昨日は4時頃起きて砂漠を出発してたんですね。
そして9時ぐらいまで寝て、遅めの朝ごはんを頂いた後
早速フェズの町の散策に出かけてきました。
フェズといえばこの"ブルーゲート"というのが町の象徴になってるみたいです。
ここからメディナ(旧市街)が広がっていて、迷路みたいに
色んなお店が並んでいるわけです。しかし今日は暑かったなぁ。
因みに旅人たちの間では
インド・エジプト、そしてここモロッコが
世界三大うざい国と呼ばれているそうです。
何がどううざいんだろうと思っていたのですが
歩いてみると死ぬ程実感します。
まずメディナを歩いているとひっきりなしに
「チャイナ!!!ニーハオマー!!!!」とか
「チャイナ?ジャパン?コンニチハ〜〜」とか
適当に声をかけてくる。最初はニコッとしてたけど
段々ガキからオヤジまで馬鹿にしたように言ってくるので辟易してきます。
そして迷路のようになっているせいもあって
どこに行けば目的地にたどり着けるかわからずうろうろすることもあるのですが
これは筆者が実際に体験した話である…
普通に看板もあって、もう目的地がわかってる状態で
突然子供が、本当に数m先導して勝手に歩き始めるのです。
で到着して、さっと行こうとすると
う、うざい〜〜〜〜〜〜
本当に数m勝手に着いてきただけやんけ…
払う気はさらさらないけど、いくら欲しいんだと聞くと
「10DH(約100円)、20DHでも良いしもっとくれても良いけど?」と…
ず、ずうずうしい〜〜〜〜〜〜〜
その後ひとしきりお金をよこせと着いてきて無視し続けたのですが
私のいとこと変わらないくらいの年齢の子が
こんな方法でお金をどうにか取ろうとしてきてるんだと考えると
すごくいたたまれない気持ちになりました。まあ、払わないけど…
そしてこれも筆者が実際に体験した話である…
メディナをブラブラ歩いていて
一軒の古い骨董品屋?でおじさんからピアス2つ、30DHで買いました。
で、良い買い物ができたし他にも可愛いピアスないかな〜と探していて
軒先にピアス10DHと書いてるやっすいお店があったから
それをふ〜んと見ていたらおっさんが近づいてきて
「ここにあるのはおもちゃみたいなやつで、中にもっと良いのあるよ」と。
あまり密室だったりしたら遠慮しようと思ったけど
通りがすぐ見えるので軽く覗かせてもらうことに…
中にあるのは確かに通りのものに比べると
おっさん曰く天然石とかを使っていたり、ハンドメイドの一点ものということで
あ〜高そうだな〜と思いながら聞いてました。
そんな高い買い物する気はさらさらないので
軽く見て帰ろうと思ったら、ミントティーを入れてくるから待っててと言われ
あ、これ引き止められるパターンか…めんどいな…と思っていると
きた〜値下げタイムってやつだ〜
これほんと苦手で、そりゃ安けりゃ安いほど良いだろって感じですが
こっちから大胆に値段下げて言うのは憚れるというか
そもそもそこまで欲しいわけでもないのに…とうにゃうにゃしてたら
馬鹿みたいに値段下げるじゃん!
なんだったんだよ最初の600DHは!!
最初あれだけ、天然石だのハンドメイドだの銀だの一点ものだのって
説明してたのもこれだけ値段下がれば信ぴょう性0になるって思わないんですかね。
果てには「I want to help you!」とか言って買え買え言ってくる。
これは可愛いけど、他も見たいし、そもそも買うなんて言ってないけど…
私を助けたいなら早く引き下がってくれや。
おっさんも勝手にピアスを袋に入れて私に渡そうとしてくる。
え〜…いりません…と言いつつおっさんの剣幕に困惑して
でもミントティー飲んじゃったしなぁ〜とか考えてたら
突然地面にピアスを投げるおっさん
これは流石に笑った
ここまで値段を下げてやったのに何故買わないんだとか
他の日本人は値段下げたら喜んで買っていくのにお前は違うとか
腹立つことを言ってくれたおかげでこっちも店を出る口実ができました。
最後捨て台詞も言って出て行ったのであった…
という感じで、まさに世界三大うざい国だな…というのを
既に身に沁みて学びました。
いや、普通に良い人もいるのですが
それ以上にイラっとすることが多いんですねぇ。
そんなことがありつつも街中を散策した後は
ホテルの人が教えてくれた街を一望できる博物館へタクシーで行ったり
夕方とか行ったら綺麗そうだな〜。
ガイドブックに載っていたCafe Clockというカフェに行ってご飯を食べたり
昨日買ったイチジクがあまりにも美味しかったので
夜食用に買いに行ったりして夕方頃までには帰って来ました。
そんな感じでたっぷり1日フェズを堪能してこれたかなと思います。
明日は夕方のバスに乗って次のシャウエンの街へ向かいます!
午前中荷物はホテルに預けられるとして、何をしようかちょっと悩みますね。
では長くなってしまったのでこれで終わります!